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外資ITや日本国内ベンチャー・スタートアップのレイオフのニュースを耳にするようになり、デジタル人材採用についても変化が起きています。
そこで本レポートではITエンジニア/デザイナーの副業・転職サービス「Offers」利用者へのアンケート調査を実施し、2023年夏における採用企業側の人物像や採用の観点について明らかにしていきます。 採用背景編では現在のデジタル人材採用状況や、その背景についてまとめます。
調査対象:下記の条件に合致した81名
- Offers登録者
- 自社のデジタル人材採用に関わっている
調査日:2023/7月上旬
2023年は貴社で採用活動に変化はありましたか
採用を強化したという回答が48.1%となりました。一方で採用を絞ったという回答も21.0%となりました。
開発組織規模(正社員のみ)が大きい方が採用を強化しているという回答が多い傾向にありました。
(採用を絞っている方のみ)現在の変化を教えてください(複数回答可)
採用を絞ったという回答者21.0%のうち、具体的な変化について予算の見直しを行ったという回答が76.5%に上りました。次いで、組織の効率化を重視するようになったという回答が64.7%となりました。
採用注力している背景を教えてください(複数回答可)
採用の背景としては、中長期的な体制を見越して育成したいが45.7%となりました。また、プロダクト成長が急務という回答が30.9%と次点となっています。採用目標人数の達成は23.5%に留まりました。
リモートワークを前提とした採用をしていますか
リモートワークを前提とした採用は合計で76.5%と多数を占めていました。 一方で前提とはしているものの本社近郊に絞っている組織が21.0%となっており、今後の動向を伺っていると考えられます。