デジタル人材の実態調査 中途入社時のオンボーディング〜46.2%が「メンター制度を導入」と回答〜

久松剛 2023年6月8日

久松剛

目次

転職が一般的となり人材の流動化が進んでいます。特にデジタル人材については不景気下であっても求人倍率が高止まっており、まとまった採用コストが掛かり続けています。高い採用コストに対し、中途入社社の早期立ち上がりと事業貢献が求められます。

そこで本レポートでは、ITエンジニア/デザイナーの副業・転職サービス「Offers」利用者へのアンケート調査を実施し、入社時の研修やブリーフィングといったオンボーディングについて明らかにしていきます。

調査対象:下記の条件に合致した78名

  • Offers登録者
  • 直近1年以内に中途入社

調査日:2023/5月中旬

座学研修は何日間ありましたか

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3営業日以下(半日以下、1営業日、2-3営業日)の座学研修が合計76.9%となりました。 中途研修では即戦力が期待されることが一般的であるため、1週間以上の長期間の研修は少ない傾向がありました。

座学研修について教えてください

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人事が主導で実施という回答が48.7%となりました。一方で開発部門が研修に関わるケースも合計38.4%となりました。

人事面談について

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人事面談について実施したとの回答が52.6%となりました。 現場に近い立ち位置で人事が関わるHRBPの流行もあり、人事面談が増加していると考えられます。実施頻度としては定着するまで1ヶ月ごとに実施したという回答が34.1%と最多になりました。

研修後、以下のようなフォロー体制はありましたか(複数回答可)

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上長との1on1が71.8%と最多となりました。中途入社者であってもメンター制度を導入している組織が46.2%となりました。e-Learningを用意している組織は30.8%となりました。

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